No.51 正解になるまでやり抜くだけ

うまくいくかどうかを考えて、勝算を得られるまで行動しない。勝てる戦(いくさ)しかしない。このようなやり方で何が達成できるでしょうか?

今は、工業化社会から情報化社会に移行し、正解のない世界、あるいは、正解が無限にある世界が眼の前に広がっています。

唯一の正解を求めて時間を費やしているうちに、社会は日進月歩どころか、70億の人類によって秒進分歩で進化していきます。

こんな社会では、正解を探しにいくことよりも、思いを持って始めたものをどうやって正解にするかを考え、そして正解になるまでやり抜くことが、ことの成否を決定すると言っても過言ではありません。

思いを込めて前に進み、結果を出す。うまくいかないことがあったとしても、それは経験をひとつ積み重ねただけ。改善を重ねて、うまくいくまでやり抜けるかどうか。

イーロン・マスクが主導するスペースXの取り組みなども発明、イノベーションの在り方をダイナミックに示しています。

失敗を許容する文化が根付いているか、有限のリソース、つまり時間とお金をどう配分するかということも関係しますが、うまくいっている人は思いが先にあります。

一方、短い生涯の中で日本の未来に大きな影響を与えた吉田松陰は、

「かくすればかくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂」

との言葉を残し、どんな結果が待っているか予想はついても、そこに突き進むしかない。そんな思いが時空を超えて、明治維新以降、偉人の系譜が現代にも受け継がれています。

メタルと可愛いの融合と卓越した楽曲とスキルで世界を席巻するベビーメタルも、正解になるまでやり抜いた好例と言えるでしょう。

どんな選択にも唯一の正解はない。選んだ道を正解になるまでやり抜くだけ。

今日、あなたは、已むに已まれず、何をやり抜きますか?

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