No.47 ドラえもんのポケット

やりたいことがたくさんあり、それを効率的にこなすために、時短のためのテクニックをたくさん勉強し始め、そのためにさらに時間が圧迫され、どれも中途半端になってしまう。

そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

大きな壁を突破しようというときには、あらゆる手段を使って立ち向かうことも必要です。

いろいろなことに挑戦してみるのもいいでしょう。

ただ、知識として持っているだけではなく、学習だけで終わらせることなく、少しでもいいので、実践をしてみることが重要です。

実践してみて、自分が考えていた目的には合っていない、期待していた成果が得られそうもない、と思ったら、その時点で他の手段に切り替えてみる。

それは決して失敗ではなく、うまくいかない方法をひとつ見つけただけです。それを積み重ねて、ついに電球のフィラメントを発明したのがトーマス・エジソンです。

いろいろな方法を試す、発散させる段階を経て、そこから収束させて、一番よい方法を反復連打していくことで、太陽の光をレンズで絞るがごとく、大きなパワーを生み出すことができます。

一方で、そのときはうまくいかなかった方法も、自分の知識の棚にしまっておくことで、本当に必要になったときに引き出すことができます。

選びぬいたひとつの技を誰にも真似のできないレベルまで磨いていく戦略もあれば、たくさんのパターンを習得して、必要な時に必要なものを繰り出す技のデパートとなって戦う戦略もあるでしょう。

ドラえもんは、のび太くんが困っている時、のび太くんに泣きつかれた時に、その状況に対処するための的確な道具をチョイスします。たまにドジを踏むこともありますが。

このように、たくさんのノウハウを習得して、必要なときに必要なものをとりだせるようにしておくことも有効な戦略です。

いや、習得していなくても、どんな場面で何が役に立つかを知っておくことで、必要になった時に最後まで習得するくらいに考えていてもよいかもしれません。

さまざまな種類の鋼を準備しておき、必要なときに必要な鋼を鍛錬する。

今日あなたは、どの鋼を取り出して、鍛錬していきますか?

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