うまくいく人はできるかどうかではなく、やりたいかどうかで考える。そうはいっても、自分が本当は何がやりたいのか、目標が定まらない。そんなときもあるでしょう。
高度成長期は工業化社会だったので、目の前のことを一生懸命やり、スキルを磨いていけば、収入は上がり、自分だけの技能が身につき、生活も豊かになっていきました。
この時代には、個々人の将来の目標というものをそれほど意識しなくても、そこそこの充実感が得られていたのではないでしょうか?
しかし、インターネット普及後の情報化社会では、どうやるかよりも何をやるか、そして、それを何のためにやるのか、課題発見や目標設定の能力が今まで以上に求められるようになってきました。
大きな業績を残してきた人の人生を調べてみると、会社を倒産させた、牢獄に入れられた、大病を患った、などの共通点が見えてくるそうです。
その結果、自分と向き合う時間が作られ、自分との会話や内省、内観をとおして、自身の大きな目標や使命に気付き、迷いなく目的、目標に向かう状態が作られたのではないでしょうか?
これを日々の振り返りとして分割して継続するツールが日誌です。
さらに、以下の8つの柱について、自分が生涯に成し遂げたいことをすべて紙に書きだすことで、本当の自分の人生の目的・目標が見えてくるかもしれません。
自分、仕事、健康、趣味、教養、財産、家族、奉仕活動。
その中で心から達成したいいくつかを軸に据えて、長期、中期の目標にしていくことで、自分の進むべき道、使命が明確になっていきます。
また、それぞれの要素をバランスよく膨らませ、成長させていくことが、軸に据えた目的、目標を達成する鍵となります。抜け駆けは許されません。
あなたは今日、どの柱を成長させていきますか?