No.59 心の鏡を磨く

耐え難い逆風に晒されたとき、何をやってもうまく結果につながらないとき、どこから手を付けたらいいかわからなくなることはないでしょうか?

そんなときによりどころにしたい原点が、再建の三原則。教育学者の森信三先生が提唱した、立て直しの法則です。

1.時を守る

時間や期限を守る。時間を守ることは、相手の時間=相手の生命を大切にすることであり、相手を尊重することです。そして、その結果が自分の信用を積み重ねることにもつながります。

2.場を清める

居心地のいいお店とそうではないお店。決して高級ではなくても、荒みのない空間は気持ちのよいものです。小さな変化にも気付き、心を磨き、感謝の心を持つことにもつながります。

3.礼を正す

エネルギーを込めて挨拶をすること、返事をすること。挨拶は相手に心を開く最初の一歩であり、人間関係を構築する基本になります。

再建の三原則を実践することで、心の荒みを取り除き、前向きに困難に立ち向かう勇気を喚起します。

何が起ころうとも、苦しいときこそ成長のチャンス。すなわち、これは成長の三原則でもあります。

そこで、ピンチのときこそ、この三原則に立ち返り、今まで以上に強い自分になる。

あなたは今日、どこから手を付けますか?

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