No.66 持てる力で目の前にいる人を幸せにする

わらしべ長者のお話をどこまで覚えていますか?

運を授けて欲しいと観音様に願掛けした、何をやってもうまくいかない男のサクセスストーリー。

観音様は、お堂を出た時に初めて手にしたものを大切にして西に向かうように男に告げます。

お堂を出たとたんに転んで手にしたのが一本の藁。そこに飛んできた一匹のアブ。

泣きじゃくる赤ん坊に、藁に結んだアブをあげると、母親がお礼にみかんをくれました。

のどが乾いて苦しがっていたお金持ちのお嬢様にみかんをあげると、お嬢様はお礼に上等な絹の反物をくれました。

通りすがりの一行に倒れた馬と荷物を取り替えようと言われ、死にかけの馬を強引に引き取らされると、懸命に馬を介抱し、馬は元気になりました。

馬を連れて城下町にいくと、馬を気に入った長者が千両で買うと言う。驚いてひっくり返ってしまうと、介抱してくれた長者の娘はみかんをあげた娘。

長者から娘を嫁にもらってくれと言われた男は、藁一本から大長者になったというお話。

わらしべ長者がやったことは、自分がもっているもので目の前の困っている人の課題を解決してあげることでした。

ないものねだりをせず、自分にできる最大限のことを目の前の人にしてあげること。

そのように目の前の人を幸せにするための行動を重ねていくと、天も運も人も味方をしてくれます。

今日あなたは、自分の何を差し出して、目の前の人を幸せにしますか?

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