No.53 具体的な目標が具体的な結果を生む

なかなか思い描いた夢や目標に到達できない。やりたいことが思うように進まない。そんな感覚を持つことはありませんか?

そんなときは、描いている夢や目標が漠然としすぎているのかもしれません。

何故漠然としているのか?経験がないから想像がつかないのか?描き方が足らないのか?

経験がないなら、自分もこうなりたい、という、うまくいっている人を見つけて、なりたい姿を描いてみるとよいでしょう。

イメージが湧きやすいように、まずは、身近なところから見つけてみましょう。

描き方が足りないとしたら、自分と向き合うために、落ち着いた環境や時間を確保してみるとよいでしょう。

お気に入りのカフェや図書館など、ほどよく静かで落ち着けるところ。それでいて、眼の前のことに集中せざるを得ない環境を見つけてみましょう。

それでも描けないとしたら、漠然としたイメージを遠くに見据えながら、もう少し手前、とりあえずここまでいってみようという目標を描いてみましょう。

3年後が描けなければ1年後、1年後が描けなければ6ヶ月後、6ヶ月後が描けなければ3ヶ月後、1ヶ月後、1週間後、明日。

遠くから近くへ、近くから遠くへ視点を移動させながら、イメージを固めていくのもいいでしょう。

眼の前の課題に一生懸命取り組んで、はっきり見える近くの標(しるべ)を目指して進んでいくうちに、やがて、遠くにぼんやり見えていた夢や目標、本当の目的が鮮明に見えてくることもあります。

目的、目標がぼんやりしたままでは、思考も行動も結果もぼんやりしたものになります。

ボウリングのプロは、ボウリングのピンを見て投球するのではなく、手前に見えるスパットと呼ばれるマークに寸分の狂いもなくボールを通していくことで確実にピンを狙っていきます。

最高のスコアを作るために、どのコースにどのような球筋で投げるのか戦略を練り、一投ごとに目的を明確にします。

同じように、ぼんやりとした遠くの目的、目標を視界にいれておおよその方向を定めながら、はっきりした目先の目標に集中していくのです。

目先の目標、具体的な目標は具体的な思考を生み、それが具体的な行動の原動力になり、具体的な結果につながります。

今日、あなたは、将来の夢や目標に向かって、どんな一歩を踏み出しますか?

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