組織やコミュニティの中で自分の思うようにいかないことがあると、どうして○○はXXしてくれないのか?○○がXXしてくれればうまくいくのに!と他者の対応に不満を持つことはありませんか?
自分は精一杯やっているのに家族や仲間が協力してくれない。会社や上司、同僚のために一生懸命働いているのに、自分のためには何もしてくれない。
こんな思考が目立つようになったら要注意です。自分にとっての支援者、協力者であっても、他者を自分の思いどおりにコントロールすることはできません。
芸能人格付けチェックで前人未到の65連勝を達成した、歌手で俳優のGACKTは、自身の著書の中で、可愛がられる人になることが成功の秘訣、と説いています。
可愛がられる人になるためには、人が嫌がることでも率先して引き受けて、自分から行動することを求められます。
これは大変なようですが、自分でコントロールできることとできないことに区別して考えると、取り組む価値のある人生の指針と言えそうです。
自分の課題を他者にどう解決してもらうか、という依存の思考から、他者の課題を自分の強みを活かしてどう解決していくか、という自立の思考に切り替えることによって、自分でコントロールできることが増え、日々の活動が楽になるのです。
他者を動かすことよりも、自分を動かすことのほうが楽なのです。そして、相手に可愛がられるようになる頃には、あなたの行動が相手に影響を与えて、結果的に相手を変えているのです。
頼る人から頼れる人、そして可愛がられる人になることで、人生は益々豊かになるでしょう。
今日あなたは、誰の課題を解決してあげますか?