No.19 よい問いかけがよい行動を生む

何かがうまくいかず、難しい状況に陥ってしまった時、あなたはどんな風に考えますか?

どうしてこうなってしまったんだろう?どこがいけなかったんだろうか?

どうして自分はこうなんだろう?どうして自分はこうなってしまったんだろう?

問題点を振り返り、分析することも重要です。でも、そこで立ち止まっていたら、次の一歩が踏み出せないばかりか、答えのないの問いに疲れ果ててしまいます。

ある程度問題点が明確になったら、こんな問いかけをしてみませんか?

どんやったらもっとうまくいくだろう?どうしたらこの状況を改善できるだろう?

こうすれば、いろいろなアイデアが出てきて、次の一歩を踏み出しやすくなります。

脳は問いかけに対して、潜在意識の領域で答えが出るまでずっと考え続ける習性があります。

TVに出ている芸能人(いや、もしかするとあなたの眼の前のこの人)の名前がすぐには思い出せなくて、あとからふっと名前が浮かんでくるような経験はありませんか?これは、脳がずっと答えを探し続けていた結果です。

ずっと脳に疑問を問い続けていると、ふとリラックスした瞬間などに答えやアイデアが降りてくる瞬間を経験したことはないでしょうか?

科学の世界では、この法則で大発見をした偉人がたくさんいます。

 お風呂のお湯があふれるのを見て浮力を発見してEureka!と叫んだというアルキメデス。(同じく入浴中に加速器のビームの取り出し方を発見した研究者はわたしの大先輩です。)

 りんごが落ちるのを見て万有引力を発見したニュートン。

 白昼夢の中で猿が追いかけっこしている姿からベンゼン環を発見したケクレ。

いずれも、偶然の発見ではなく、常に課題を頭において考え抜いていたからこそ、潜在意識下の活動にも助けられ、形あるアイデアとなって結実したのです。

今日あなたは、どんなことを自分に問いかけますか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください