日々の生活の中で、あなたが当たり前だと思ってやっていることが、他の人の当たり前と違うと感じたことはありませんか?
自分は毎日、夜遅くまで働いて、寝る時間もないような生活なのに、毎日7時間睡眠を確保して、しっかり成果を出している人がいる。
自分は毎朝15分散歩しているが、毎朝10km走っている人もいる。習慣化できない人もいる。
自分は毎月10冊本を読んでいるが、周囲に話したら、なんでそんなにできるの?と感心された。
大前研一氏は、イノベーションを起こす条件として、以下の3つを挙げています。
・付き合う人を変える。
・住む場所(環境)を変える。
・時間の使い方を変える。
まず、容易に変えられるのは、時間の使い方でしょうか。時間の使い方が人生を決めるとも言えます。
住む場所を変えるのはなかなか難しそうですが、リモート、オンラインで世界中の人々とつながれるこの時代では、付き合う人を変えることは比較的容易になっているかもしれません。
自分の収入は友人5人の平均年収で決まる、というような話もあるように、どんな集団、どんな人と付き合うかで、当たり前のレベルが大きく異なります。
学びのために時間とお金を投資するのが当たり前の集団、決めたことを習慣化して最後までやり抜く集団、起業家や執筆家のコミュニティ、何ごとにも前向きなグループ。
自分の当たり前のレベルを意識的に変えていくことも重要ですが、誰と付き合うか、が最も重要な要素かもしれません。
マラソンランナーでいえば、月200kmが当たり前の市民ランナーから、月1,000kmが当たり前の実業団選手では、目指す目標も、達成できる成果も自ずと大きな差があります。
あなたは、自分の当たり前のレベルを上げるために、今日からどんな工夫をしますか?