No.69 不調のときこそ真価が問われる

あなたは好不調の波が大きい方ですか?小さい方ですか?

好調のときには何をやってもうまくいくような気がする、不調のときには何をやってもうまくいかないような気がする。そんな感じでしょうか?

実は、一流のハイパフォーマーは、好不調の波が小さく、不調のときでも好調時のハイパフォーマンスに近い状態を維持しているといいます。

歌手や音楽家、ミュージカル俳優など、生のステージに立つアーチストを思い浮かべてみれば、プロフェッショナルは、どんなステージであっても、お金を取れるパフォーマンスを披露します。

これが、素人のレベルになると、不調時にはとことん落ち込み、なかなか抜け出せなかったりするのではないでしょうか?

好調のときはプロにも匹敵するような結果を出せても、不調時の落ち込みが大きいと一発屋で終わってしまい、真のプロフェッショナルとはいえないでしょう。

長距離走やマラソンなどもそうです。本当に強いランナーは調子がよいときはもとより、不調時でも狙ったレースではそこそこの結果を残し、大崩れすることがほとんどありません。

これは、日々のトレーニングに裏打ちされた体力、技術、自信によるところが大きいと考えられます。

練習不足のときには、いったんペースが落ち始めるとそこから立て直すのは容易ではありません。

一方、しっかり練習を積めていれば、落ち込んでも踏ん張れる基礎体力と忍耐力が身につき、いったんペースが落ちても、そこから立て直して、再びペースを上げることさえできます。

このように、一流のハイパフォーマーは普段の心技体生活の鍛錬により、不調時でも踏ん張ることができる力をつけているのです。

好調時はだれでもそこそこの成績を出すことができます。不調のときこそ、如何にしてその落ち込みを押さえ、早く立ち直れるか、その人の真価が問われるのです。

あなたは、不調からいち早く脱するためにどのような努力を続けますか?

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