最初は気分がのらなかったけど、始めてみたら調子がでてきて、いつの間にか没頭していた。
そんな経験はありませんか?
逆に、やる気が出ないから行動できない、やる気がでたらやる、と思いながら、結局何も手がつかなかったこともあるかもしれません。
そんなときには、人間のこんな行動原理を知っておくといいでしょう。
実は、人間は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのです。つまり、感情が行動を生むのではなく、行動が感情を生むのです。
可愛いから可愛がるのではなく、可愛がるから可愛くなる。やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気がでる。
もちろん、強い感情に衝き動かされてやむにやまれず行動することもあるでしょう。悲しい感情に包まれて涙が出てくることもあるでしょう。
一方で、楽しくなる行動、仕草が楽しい感情を引き出すことも事実なのです。
何かやる気がおきないと感じたときには、まず少しだけでも行動してみてください。
なにごとも2分間だけやる、というマイルールを決めたり、勉強の前に、ともかく机に座ってみる、ということもやる気を引き出すトリガーになります。
満腹で食欲がないと思っていても、美味しいアペタイザーをちょこっとつまむと、何故かお腹が空いて、食欲がでてくる。そんな感じでしょうか。
あなたの今日のアペタイザーはなんですか?