No.34 巨人の肩に乗りDX時代を闊歩する

世界はデジタルトランスフォーメーション(DX)の時代。

5GやAI、それらを活用した自動運転など、あらゆるツールが電子化され、つながり、デラックス(DX)になっていきます。

このような変化の早い世の中で、これから自分は先端的な技術についていけるのだろうか?時代に取り残されはしないだろうか?と心配になる50G世代も多いかもしれませんね。

78億にも及ぶ世界の人々がインターネットでつながり、人類史に例を見ないスピードで技術革新が進む中、すべてのことをイチから自分ひとりで学ぼうとしても、とても追いつけません。

「わたしがかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩に乗っていたからです」

(If I have seen further it is by standing on shoulders of Giants.)

アイザック・ニュートンは、ロバート・フックへの書簡でこんな言葉を残しています。

iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授も、先人たちの偉大な仕事の上に自分たちの成果がある旨のことをお話されていました。

ならば、凡人こそ先人に学び、その土台の上に立って新しいことにチャレンジしていくことで、最短距離で時代の最先端に近づき、そこから独創性を発揮していくやり方がよさそうです。

学ぶ=真似ぶ、習う=倣う、と表せるように、学習とは模倣。モデリングともいいますが、うまくいっている人のマネをすることが成長の第一歩につながります。

TTP:徹底的にパクる、などの表現もあります。守・破・離の守の部分です。

型があるから型破りな芸が生まれるのであって、型がなければ、型無しです。

ところが、形だけマネてもうまくいかないことがほとんどで、如何にして本質を掴み、そこを真似るかが重要です。型から入り、それを実践する中で本質を掴む。

行動、発言といった目に見える部分だけではなく、その水面下にある思考、感情という目に見えにくい部分にこそ本質がある。

いとも簡単に成功しているように見えるあの人の本質はどこにあるのか?どんな姿勢、どんな態度でものごとに取り組んでいるのか?一歩踏み込んだ考察が学習の質、TTPの質を高めます。

あなたは、今日、誰のどんなところを真似しますか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください