日々の活動を高いレベルで安定させて、継続的に目標を達成していくためには、心、技、体、生活のバランスが大切です。
スポーツの世界などでは、心・技・体の充実が大きな試合での勝因と言われたりしますが、実は、勝負は始める前から決まっています。普段の生活からきちんとやるべきことをやり、準備を怠らなかった者が試合を制するのです。
試合のときだけ、試験のときだけ、発表会のときにどれだけ頑張れるか?それはみんな精一杯、頑張ります。問題は、残りの時間をどう使うか。そこで差がついているのです。
ところで、コロナの影響なのか、今年はメンタルの不調者が増加傾向にあるようです。
在宅時間が長くなると、睡眠、栄養、運動のバランスが崩れて、運動不足が睡眠の質を下げ、生活のリズムの変調が食生活にも影響する、という悪循環に陥りやすくなります。
メンタルが不調になったときには、こころのケアに意識が向かいがちですが、まずは、体と生活を整えること。
不調の原因のひとつとして、神経伝達物質であるセレトニンの量が減っていることが挙げられます。セレトニンは、日光を浴びたり、質の良い睡眠をとることで分泌が促されます。
冬の寒さに負けず、朝の散歩で1日を始めてみるのもいいですね。